2022年12月5日から国家資格制度が始まり、
登録講習機関の登録申請をしているドローンスクールがますます増加しているようです。
登録講習機関の登録要件を満たすドローンの機種が限られており、
現状市場では、安価な講習機のラインナップがとても少ない状況で、
限られた機種のドローンは、現在も、争奪戦となっています。
ネックとなる2つの要件は、以下のとおりです。
①位置安定機能による⽔平⽅向の位置安定を送信機で解除可能なこと
②オーバーライド(講師が受講者の代わりに操縦できること)が可能であること
▼機体の登録要件については、こちらのブログもご参照ください。
https://qr.paps.jp/lF0zF
このような状況で、
アメリカのドローンメーカーAUTEL ROBOTICS(オーテルロボティクス)が新たにリリースした機種が、
登録講習機関の登録要件を満たすドローンとして注目されています。
【EVO Liteシリーズ】です。
EVO Liteシリーズは、DJIでいう「Air2S」の位置付けです。
EVO Liteシリーズは、カメラ性能が良く、
6K 撮影や4KHDR 等の撮影が可能な1インチセンサーのカメラが搭載されています。
EVO Liteシリーズは、
現時点では、ネックとなる要件②である
オーバーライド(2オペ)機能は搭載されておりませんが、
3⽉以降にオーバーライド(2オペ)が可能となる予定です。
ネックとなる要件➀ に関しては、
アプリ(Autel SKY)より、ATTIモードに変更可能です。
・ATTIモード → 近々ファームウェアアップでの対応
・内蔵リモートID → 対応済み
アプリに関しては、現在は英語表記ですが近々⽇本語表記に変更予定
EVO Liteシリーズの機体のスペックは、こちらのサイトからご覧ください。
https://www.autelrobotics.com/productdetail/evo-lite-series-drones.html#jsgg
「EVO Lite+ Premium Bundle」の ⽇本販売通常価格は、
263,019円(税込)です。
▼EVO Liteシリーズのオプション品
追加バッテリー | ⽇本販売通常価格 25,360円(税込)予定 |
Multi-Charger for lite series | ⽇本販売通常価格 9,410円(税込)予定 |
プロペラガード | ⽇本販売通常価格 2,552円(税込)予定 |
EVO Nano & Lite Series Remote Controlle | 42,905円(税込)予定 |
Autel社から新たにリリースされたEVOシリーズに、
【EVO Nanoシリーズ】もあります。
EVO Nanoシリーズは、DJIでいう「mini3pro」の位置付けです。
EVO Nanoシリーズは、重量が249gと軽量の機体ですが、
EVO Liteシリーズと同様に、ネックとなる➀の要件を満たしています。
EVO Nanoシリーズは、オーバーライドはできないため、
②の要件は満たしていませんが、
360度プロペラガードがあり、安全⾯では問題ないと思います。
EVO Liteシリーズを実技試験用の機体とし、
EVO Nanoシリーズは講習の練習用の機体として、
2種類を導入するすることで、
トータルのドローンの導入費用を抑えるのもよいと思います。
そして、EVO Nanoシリーズは、
値段がEVO Liteシリーズより安価ですので、
初⼼者で講習を受講された⽅にも練習機として購⼊いただくのもよいと思います。
EVO Nanoシリーズの機体のスペックは、こちらのサイトからご覧ください。
https://www.digitalprostore.net/user_data/evo/productdetail/evo-nano-series-drones.html
「EVO Nano+ Premium Bundle」の ⽇本販売通常価格は、
142,999円(税込)です。
▼EVO Nanoシリーズのオプション品
追加バッテリー | ⽇本販売通常価格 10,370円(税込)予定 |
Multi-Charger for Nano series | ⽇本販売通常価格 6,220円(税込)予定 |
360度 プロペラガード | ⽇本販売通常価格 3,030円(税込)予定 |
EVO Liteは、Autel販売代理店である株式会社協和産業で購入可能です。
株式会社協和産業は、数少ない店舗型のドローン販売店ですので、
ドローンの実機を見ることも可能です。
▼株式会社協和産業の販売サイト
https://www.digitalprostore.net/user_data/evo2
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