2022年12月5日から、ドローンの国家資格制度が始まりました。
新設されたドローンの国家資格（免許）は、
一等資格（一等無人航空機操縦士）と二等資格（二等無人航空機操縦士）の2種類に区分されています。

ドローンの国家資格を取得するためには、
①学科試験　②実技試験　③身体検査　の３つをクリアする必要があります。

ドローン国家資格の取得方法は、大きく２つがあります。
（1）ドローンスクールでの講習受講後に学科試験を受ける
（2）学科試験と実技試験を直接受ける

（1）の方法では、
国土交通省航空局に登録されているドローンスクールで、
学科講習や実技講習を受講し、
②実技試験をそのドローンスクールで受験し、
①学科試験と③身体検査は国の指定試験機関で受けます。

（2）の方法は、
「一発試験」や「直接試験」と呼ばれたりもしていますが、
国土交通省航空局に登録されているドローンスクールでの講習を受講せずに、
①学科試験　②実技試験　③身体検査　の全てを、国の指定試験機関で受けます。

（1）は、国家資格試験対策スクールであり、
しっかり知識と技術を教わって、試験出題傾向も教えてもらえ、②実技試験もそこで受験できますが、
受講費用がかかります。

（2）は、独学で勉強して受験することになるので、うまくいけば、
（1）に比べて費用を抑えてドローンの国家資格を取得することができるかもしれませんが、
とても難易度は高くなると思います。

なので、ドローンの国家資格の取得を検討している方の多くは、
国土交通省航空局に登録されているドローンスクールを受講されるかと思います。

そういったニーズを受けて、現在、全国のドローンスクールが、
国土交通省航空局に登録講習機関として登録されるために、
登録講習機関登録の登録申請手続きをしています。
航空局には数百件の登録申請が殺到しているそうで、
審査もとても大変な状況のようですが、
なんとか多くのドローンスクールが、登録講習機関として登録され、
ドローンの国家資格を取得したいドローンパイロットの方々を支えていただきたいと思います。

ルシェルブルー行政書士事務所にも、登録講習機関の登録申請のご依頼が増えていますが、
ドローンスクール様達ができるだけ早くスムーズに登録されるために尽力したいと思います👊